住み慣れた家も何十年と経ってくると、あちこちが傷んでくるものです。
また、新築時とは家族構成が変わって来て、結婚したり、子供や孫が増えたり、逆に子供たちが成人して独立したり、あるいは不幸にもお亡くなりになったりと、長い人生の中では住む人の数は増えたり減ったりします。
そうすると、家が手狭になってしまっていたり、逆に大きすぎるようになったりと、今の暮らしに合わないところも数々出てきます。
そうした時に、家全体を思い切ってリフォームするタイミングが来ているといえます。
ただ、家全体をリフォームするとなると、これは、家を建てる時と同じように考える必要があります。
単純に傷んでいる所の修理だけでよいのか、あるいは新しい家族構成に合わせた改築に近い形にするのかがまず判断の第一歩です。
次にどのような家にしたいのか、その雰囲気を考えます。
これも今のままなのか、それともまた違う雰囲気の家にするのか考えなくてはなりません。
全体のイメージを固めるのが大事です。
リフォームでは内装も大切ですが、どうせやるなら屋外にもこだわりたいものです。
今回は家の中でも屋外に位置するベランダのリフォームに関するお役立ち情報を紹介します。
まず、ベランダのリフォームでは第一に日当りや風通しをしっかりと考えるようにしましょう。
雑誌やテレビで見るおしゃれで素敵なベランダを作り上げることも大切ですが、ベランダの用途を配慮すると風通しと日当りは必須です。
それをふまえた上で、どのようなものにしていくかをもう一度具体的に考えていきます。
機能性を重視したものにするのかそれともリラックスできる空間にするのか、ベランダにもとめるものも人それぞれ違いますので、家族や専門のリフォーム会社からの意見も取り入れつつイメージをかためていきます。
ベランダは家の中でも傷みやすい部分であるため定期的なメンテナンスを必要とします。
その際に、今の自分たちの生活に最も合った形を追求していくことが満足のいく結果への近道なのです。
最終更新日:2024/6/6